イレブン・ミニッツ
毎月1日は、映画サービスデー。

先日、朝日新聞の夕刊でインタビュー記事を見てから気になっていた
ポーランドの巨匠イエジー・スコリモフスキ監督の最新作
イレブン・ミニッツ』を観に行くことにしました。


 「午後5時からの11分間」を
 様々な人物(と犬)の視点から
 いろいろな映像手法で描いていくのですが、
 状況説明が極端に省略されています。

 「これまでに何が起こったか」が省かれ、
 観客は「これから何が起こるのか」だけを
 探るしかありません。

 接点がある人もいれば、ない人もいる。
 共通点は、同じ都市で時間を共有していること、
 モヤモヤしたものを心に抱えているということ。


映画の中では、度々いろいろなノイズを重ねたような音が流れます。
地響きのようなもの、飛行機の音、金属音のような音など。
爆音映画祭が要らないくらいの大きな騒音が交じり合い、
見ている世界が歪んでいくような気分を味わいます。
(78歳でこういう感覚を持ってるのって、やはりスコリモフスキは奇才だ)

登場人物たちが、時折 空を見上げるのも
何か意味があるように感じながら観ていました。
飛行機が低空飛行していくシーンが何回もあって、
ああ、もう、不吉な予感しかしない・・・

ラストを言ったらすべてが終わるような映画なので、
その内容に触れることはしないでおきますが、
目を疑うような信じられないような出来事が起こるのは確かです。
ある女優の眼差しが、頭にこびりついて離れません。



「どうか今あなたに与えられるものを大切にしてください。
 もしかしたら満足できるものではないかもしれないけれども、
 それすら一瞬のうちに奪われてしまうかもしれないから」

2016年8月26日 朝日新聞夕刊
イエジー・スコリモフスキ監督インタビューより引用
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| 2016.09.01 Thursday | 2016 movie | comments(0) |
サザエさんの結婚
日本映画専門チャンネルで放送されている
映画『サザエさん』シリーズ。

今月は5作目の『サザエさんの結婚』です。

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 博多支社から大阪支社に転勤したマスオさん。
 東京本社に戻ったらサザエさんと結婚する予定ですが、
 なかなか異動にならず。
 そんな時、大阪に住む従姉妹の百合子の結婚が決まり、
 磯野家に居候している大学生の従兄弟・ノリオまでもが
 恋人の浅利はま子(横山道代)と結婚すると言い出します。

 ある日、マスオさんの会社の社長息子と
 マスオさんが博多で下宿していた家の娘・悦子が結婚することに。
 周りが次々と結婚するのを羨むサザエさん。
 悦子の披露宴で当日いきなりスピーチを頼まれ、
 緊張のあまり次第に話が逸れて、新郎の父である社長に
 マスオさんを本社勤務にしてほしいと言ってしまい・・・


今作で特筆すべきは、ワカメ役が松島トモ子ではなくなったこと(!)でしょうか。
年齢的に合わなくなったのか、別の仕事で忙しかったのか。

今回、百合子とノリオの両親である
大阪の叔父さん(花菱アチャコ)と叔母さん(浪花千栄子)が
上京してくるのですが、それまで標準語で話していたノリオが
いきなり関西弁になって、オイオイという感じでした。

あと、波平とフネの仲人の娘で
新人映画女優の平目スケ子(雪村いずみ)が登場します。
美空ひばり、江利チエミ、雪村いずみで「三人娘」と言われていましたから、
当時のファンはこの共演を喜んだのではないでしょうか。

雪村いずみ演じるスケ子は、
「東邦映画(=東宝に掛けている?)のニューフェイス」という設定で、
撮影所に近い磯野家に下宿するために引っ越してきます。
サザエさんとワカメが撮影所に見学へ行くのですが、
そこでワカメが司葉子がいるのを見つけて、
サインしてもらうというシーンがあります。
どうやら、同時上映が司葉子主演映画だったようで、サービスだったのかな?
(クレジットにはありませんが、司葉子の隣では
 加東大介と草笛光子が談笑しているというカメオ出演も!)

それから、マスオさんの妹・タイ子役で白川由美が出てくるんですが。
白川由美は、1作目の『サザエさん』(1956年)
マスオさんの会社の近くにある甘味処の店員役だったんです。
それが今度はマスオさんの妹で、しかも名前がタイ子って。
それじゃあノリスケさんの奥さんじゃないですか(苦笑)
そして、そのノリスケさん(仲代達矢)は2作目以降まったく出てこないし、
映画版の『サザエさん』はチョイチョイ設定がテキトー(?)です。

そうそう、磯野家は「あさひが丘」に住んでいる設定ですが、
いつも出てくるバス停には、しっかり「成城」って書いてあるしね(苦笑)

もう一つおまけに、この映画
『サザエさんの結婚』ってタイトルなのに、
まだ結婚しないんです!(笑)
結婚前夜祭(?)で終わるのです。
どんだけ引っ張るんだか〜。
| 2016.08.13 Saturday | 2016 movie | comments(0) |
浅草四人姉妹
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 日本映画専門チャンネルで
 映画『浅草四人姉妹』を観ました。

 1952年の作品で
 BS、CS初放送だそうです。

 佐伯清監督の作品は初見。
 (任侠映画で有名らしい)
 キャストも知らない人ばかりで、
 見たことあるのは
 杉葉子、飯田蝶子、沢村貞子、
 そして若かりし高島忠夫くらい。


浅草で小料理屋を営む夫婦と四人の娘たちのお話です。
長女・美佐子(相馬千恵子)は若手の内科医、
次女・幸子(関千恵子)は駆け出しの芸者、
三女・千枝子(杉葉子)は洋裁店に勤めるデザイナーの卵、
四女・恵美子(岩崎加根子)は婦人代議士を夢見る高校生。

お見合いの話が来ても、それぞれ将来に向けて目標があり、
誰一人結婚に興味を示さない四姉妹。
(女は早く嫁に行くのが当たり前の時代に、珍しい)

長女は、反発していた同僚の外科医・田中(二本柳寛)と
病院の創立記念パーティーの時に酔った勢いで
ダンスを踊って以来、妙に彼を意識するようになっていた。
そんなある日、三女が盲腸で長女が勤める病院に運ばれる。
三女は、手術をした田中に一目惚れし、猛アプローチする。
一方、次女は妻子ある常連客・村川に想いを寄せ・・・

期待しないで観たせいか、なかなか面白かったです。
四姉妹の物語ではありますが、長女がメインなのかな。
“姉ちゃん先生”と呼ばれていたり、時代背景も相まって、
朝ドラの『梅ちゃん先生』と『とと姉ちゃん』を
ミックスしたような雰囲気もありました。

当時の浅草の街や隅田川、昔のテアトル銀座が出てきたり、
映画の中に写る昔の風景を見るのは、とても面白いです。
| 2016.08.06 Saturday | 2016 movie | comments(0) |
喜劇 昨日の敵は今日も敵
日本映画専門チャンネルので放送された
映画『喜劇 昨日の敵は今日も敵』

1971年の作品です。
オープニングでキャストやスタッフの名前が流れるのですが、
背景に意味もなくサイケデリックなイラストが使われています。
でも、本編とは何ら関係ないんです。
しかも、それが中途半端なサイケで。
「マネして描いてみました」的な(苦笑)
70年代ですからね、流行りに乗っかってみたんでしょうね。

今はエンドロールでキャストやスタッフの名前が流れるけど、
昔の映画って、最初に流れますよね。
エンドロールはいつから始まったんだろう?
最後は「完」とか「終」の文字が出て、それでおしまい。
余韻を楽しむことはなかったんですかね?

さて、話を元に戻しまして。
本作、頭に「喜劇」とつくあたりが、いかにも昭和の日本映画ですよね。
でもって、「喜劇」とつく映画は、大概ストーリーが薄っぺらいです(笑)

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 城南大学に入学した逆田(堺正章)は、
 鍋山(なべおさみ)が団長である
 応援団の勧誘を断って、軽音楽部に入部。
 硬派の応援団と軟派の軽音部は犬猿の仲。
 鍋山は面白くありません。

 応援団員達が部の資金調達のため
 箱根のホテルでアルバイトをしていると、
 軽音部のメンバーが演奏旅行で
 ホテルにやって来て、鉢合わせ。

 そこで、すったもんだが繰り広げられます。
 (超大雑把なあらすじですが。汗)


なべおさみと堺正章のW主演てなことになっていますが、
出番の割合は、なべ:堺=6:4くらいでしょうか。

劇中では、マチャアキがステージで『さらば恋人』を歌う
ファンサービス的なシーンもしっかり盛り込まれてます。
(ま、お約束ですね)

また、ホテルに合宿に来ていた女子大の空手部の
美人部長・さゆり(范文雀)に鍋山が色めき立ったり、
迎賓室に宿泊している政治家風の男ら3人が連れている
若い娘・ひろみに逆田が一目惚れしたり、
ありがちなパターンも(笑)

派出所の巡査役でいかりや長介も出てます。
で、このおまわりさんがまたテキトーで、
ドリフのコントっぽいんです。

| 2016.07.31 Sunday | 2016 movie | comments(0) |
紙の月
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 映画『紙の月』を観ました。
 (角田光代著の原作小説は未読)

 『桐島、部活やめるってよ』の
 吉田大八監督がメガホンをとり、
 1億円もの横領に手を染める
 主人公・梨花役には宮沢りえ。

 本作で宮沢りえは、
 東京国際映画祭や
 日本アカデミー賞などの
 最優秀主演女優賞を受賞しています。


主人公にはまったく共感できませんでしたが、
良い出来の作品なのではないでしょうか。

確か、宣伝の番組だったかと思うのですが、
梨花が全力疾走するシーンを
何度も撮り直したという話をしていました。

それだけこだわりがあったのでしょうが、
不思議と全速力のスピード感がまるで伝わらず、
あまり印象的ではなかったんですよね。

どちらかと言えば、
その前のシーンの方が印象に残りました。
小林聡美と宮沢りえが対峙する場面。
緊張感があり、梨花が本心を吐露するので、
見応えはあったと思います。

「紙の月」というタイトルの意味も分かりますしね。
| 2016.07.23 Saturday | 2016 movie | comments(0) |
サザエさんの婚約旅行
日本映画専門チャンネルで放送されている
映画『サザエさん』シリーズ。

今月は、4作目の『サザエさんの婚約旅行』です。

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 サザエさんとマスオさんが
 婚約してから、そろそろ1年。
 マスオさんは博多支店に転勤していて、
 二人は遠距離恋愛中。

 マスオさんに会いたいサザエさんは、
 九州の波平さんの実家で
 法事があるのを口実に、
 カツオを連れて博多へ行くが・・・
 というお話。


アニメの『サザエさん』でも時々旅行に出かけて、
地方の名所を巡る観光PRみたいな回がありますが、
本作もそんな雰囲気がありました。
前半が九州で、後半は大阪(注)。
観光シーンは、ちょっと退屈しちゃいました。

注:法事の席で、大酒を飲んで醜態をさらしたサザエさんは、
同席していた大阪に住む叔母さんに叱られ、
「礼儀作法を叩き込むからウチに来なさい!」と言われて
大阪にも行くことになるのです。

大阪の叔母さん役は浪花千栄子で、叔父さん役は花菱アチャコ。
当時人気だった(と思われる)花菱アチャコのキャラが
全面に出ているシーンが後半は多かったように思いますが、
そのキャラとかネタを知らないため、面白さが伝わらず。

あ、九州に向かう夜行列車では、由利徹も(また)出てた。
由利徹は、役柄を変えてはチョイ役で出てきます。

あと、江利チエミ(サザエさん)が
『ビビディ・バビディ・ブー』を歌うのも恒例。
(記憶は定かじゃないけど、1作目から歌ってるかも?)

話は変わりますが。
長崎の平和記念公園でふざけているカツオに、老人が
「もう13年も前の事だが、空からピカドンが降ってきて」
と、原爆について語るシーンがありました。

確かに、この映画は1958年の製作で、当時戦後13年。
いやいや、「もう」じゃなくて、「まだ」じゃないですか。

時代は高度成長期。映画の中で江利チエミは、
当時流行していた落下傘スタイルのワンピースを着て、
アメリカのポップスを歌って踊って笑ってる。
そこに敗戦国の陰は、微塵も見当たりません。
日本の復興力って凄いなと感心します。

そして、次回はいよいよサザエさんが結婚!します。


追記:
この夏、日本映画専門チャンネルでは、
マチャアキ主演の喜劇映画も放送するらしい!
ヤバイ、超楽しみ〜!!
| 2016.07.09 Saturday | 2016 movie | comments(0) |
マレフィセント
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 地上波初放送ということで、
 映画『マレフィセント』を観ました。
 期待していなかったせいか(?)
 意外と面白かったです。

 マレフィセントって、
 意地悪な魔女なのかと思っていましたが、
 本当は辛い過去を持つ
 可哀想な妖精だったんですね。

 アンジェリーナ・ジョリーも
 二面性を巧く表現できてたと思います。


まあ、元となる『眠れる森の美女』は観たことないんですけれど(汗)
ていうか、物語自体もよく知らなくて(恥)
「王子様のキスでお姫様が眠りから覚める」ということしか知りませんでした。

そんな程度の知識でも、なかなか楽しめました。
「マレフィセントの視点から描いた」ということですが、
別の物語と言ってもいいかもしれない。
そして、子供向けのおとぎ話ではない気もします。

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 “眠れる森の美女”オーロラ姫を
 演じたエル・ファニングは、
 ダコタ・ファニングの妹だそうですね。
 (あまり似てないけど。
 ダコタ・ファニングが
 すっかり大人になっててビックリ)

 アニメのオーロラ姫とは
 見た目がまったく違って、
 美女というよりは、
 キュートでガーリーな感じ。
 髪型や衣装も、フェアリーっぽい。


そして、角度によって時々 土屋アンナに見えたり、
トリンドル玲奈に見えたりする不思議なベビーフェイス。
(鼻から上がアンナ寄りで、口元はトリンドル寄りなのかと)

※こちらで彼女の様々な表情がご覧いただけます。 ⇒ 

あと、テレビ放送ではばっさりカットされた主題歌。
ラナ・デルレイが歌う『ONCE UPON A DREAM』が、
オリジナルとはまったくの別物で、暗くて不気味。
マレフィセントの世界観にピッタリで、素晴らしい人選ですわね!
だって、彼女の歌声って、本当に魔力がありそうなんだもの!
(注:誉めてます)



| 2016.07.08 Friday | 2016 movie | comments(0) |
永遠のゼロ
昨年の夏に地上波で放送された時にスマホで録画に失敗したため、
中途半端に観たまま「(仮)」が外せずにいた映画『永遠のゼロ』。

※その時の記事はこちら ⇒ 

日本映画専門チャンネルで放送されたので、
今度こそしっかり観ました!
これでようやく【movie】のカテゴリーに入れられます(笑)

どこがカット状態になっていたか、もはや検証する術もありませんが、
意外にも記憶の中の物語と変わりありませんでした。

どちらかと言うと、2回観たような感覚なんですけれども(苦笑)
ま、いっか。


 ストーリーに関しては、
 戦争映画ではあるものの、私には
 ヒューマン・ファンタジーに感じられました。
 (特に、後半)

 岡田君の演技はリアルでした。
 戦争中、彼のような発言は
 決して許されなかったはずですが、
 口に出さずに死んでいった人は
 たくさんいたんじゃないかと思います。
 そう信じさせてくれるような演技でした。

| 2016.07.03 Sunday | 2016 movie | comments(0) |
サザエさんの青春
日本映画専門チャンネルで放送している映画『サザエさんシリーズ』

今月は3作目の『サザエさんの青春』です。
(ドラマの最終回の記事ばかり書いてて、UPするの忘れてた)

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 今作から、総天然色カラーになりました。
 (2作目もポスターはカラーだったけど、
  映画本編はモノクロでした)

 1作目の時、ワカメ役の松島トモ子が
 「からくり人形のようで怖い」と書きましたが、
 カラーになったら、メイクをしている顔が白くて、
 唇は赤く、まるで腹話術の人形に見えるものだから、
 モノクロの時以上に怖さが増すという・・・(苦笑)


さて、今回めでたく愛しのマスオさんと婚約まで漕ぎ着けたサザエさん。
しかし、波平さんが上司からの頼みを断れず、婚約中でありながら
上司の息子とお見合いをしなくてはならなくなります。
そのお見合い中にマスオさんとバッタリ出くわしたものだから、さあ大変!

・・・という話がメインとしてありますが、
基本的にはオッチョコチョイをやらかして怒られたり、
勘違いしてテヘペロ!とか、「カツオ! 待て、コラーッ!」とか、
お約束の歌謡シーンなんかで繋いでいくのは、いつも通り。

それにしても、サザエさんとマスオさん、なかなか結婚しません(笑)

さぁて、来月のサザエさんは・・・?

『サザエさんの婚約旅行』の1本です。

あ〜ら、まだ結婚しないのねっ! うふふふ〜♪


追記:今さら気づいたのですが、映画の磯野家には猫のタマがいない(!)のです。
| 2016.06.22 Wednesday | 2016 movie | comments(0) |
脳内ポイズンベリー
“勝手に二本立て”のもう一本は、『脳内ポイズンベリー

一本目の『駆け込み女と〜』とは、えらいカラーが違う(笑)

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 原作のマンガは未読です。
 が、主人公のキャラは知っていたので、
 ヒロイン・櫻井いちこ役が
 真木よう子っていうのが、
 公開当時からどうも
 違和感がありました。
 実際観たら、キャラが違うし、
 ギャップがありすぎ。

 こういう役がやれそうな
 アラサーの女優さんなんて、
 大勢いると思うのですが、
 どうして真木さんだったのか?
 ・・・謎です。


脳内の各役割を擬人化して、それぞれが会議で
異見を交わしていちこの言動を決定していくのは、
いかにもマンガチックで面白かったです。

理性=吉田(西島秀俊)
ポジティブ=石橋(神木隆之介)
ネガティブ=池田(吉田羊)
衝動=ハトコ(桜田ひより)
記録=岸(浅野和之)

主人公のキャスティングとは裏腹に、
脳内メンバーは、マンガのキャラに寄せていて、
ビジュアルもかなり原作に近づけているのにね。

メンバーそれぞれに「櫻井いちこ」とは無関係の
名前がついているのは不思議でしたけど。
しかも、吉田羊さんが「池田」で
「吉田!」と怒鳴ったりするから、ややこしい(笑)

ストーリーに関しては、そもそも何故いちこが
7つ年下の美大出身のフリーター・早乙女に一目惚れしたのか、
私にはさっぱり理解不能でした。
だから、冒頭で再会してから付き合うまでの
あれよあれよの急展開に、私の脳内は自動停止状態でした。

いやいや、ありえないっしょ。
ていうか、コイツのどこがいいの??

でもって、いちこの心を揺さぶる
早乙女とは正反対の男・越智さんが登場。

個人的な意見としては、こういうパターンの時は
どちらを選んでも結果うまくいかないような気がする。

「二兎を追う者は一兎をも得ず」と言いますが、
「二兎を手放す者が別の良き一兎を得る」と思います。

終盤で、いちこが言い放った本音が良かったですね。
ものすごく共感しました。
私の脳内、スタンディングオベーションでした。
ブラボー!!

あ、最後に。
同年に公開されたアメリカのアニメ『インサイドヘッド

ストーリーは全然違うけど、発想は同じですよね。
| 2016.06.05 Sunday | 2016 movie | comments(0) |
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