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| 2020.01.26 Sunday | - | - |
5月の夏日
まだ5月だと言うのに、今週は夏日が続きました。

私、春物の洋服を着そびれてしまった気がする・・・(T T)

春になったら着ようと思っていた長袖のワンピースやカーディガン、

このまま 秋までタンスにしまうなんて寂しいわ〜。

そういえば、昨年の今頃は 5月なのに早々に梅雨入りしたんじゃなかったっけ?

毎年毎年 季節がズレてるよ・・・(ToT)
| 2014.05.31 Saturday | 2014 voice | comments(0) |
藁の楯
地上波初公開ということで、映画 『藁の楯』 を観ました。


 う〜ん・・・
 自分がこういうエンタメ作品を
 好まないという点を差し引いても、
 なんかイマイチでした。

 小説の原作があるということなので
 あまり脚本を責められませんが、
 そもそも設定が非現実的なのだから
 もっと説得力ある描き方をしてほしかった。


「孫娘を殺害された政財界の大物が、国民に向けて大々的な新聞広告を出し、
 犯人を殺した者に懸賞金10億円を出す、と呼びかける」
⇒政財界の大物だとしても、そんな広告を出すなんて有り得ないじゃん。
 ていうか、そんな遠回りをしなくても、プロの殺し屋に頼めば一発じゃない?

「その犯人を高速道路や新幹線を使って護送する」
⇒一般市民を巻き込むことが容易に想定されるのに、何故こんな手段をとる??
 しかも、警察の内部情報が市民にダダ漏れだし。

「一般市民が大金目当てに次々と犯人を殺そうと襲ってくる」
⇒いくらなんでも、大きな危険を冒してまで無謀な犯罪に手を出さないでしょ。
 本気で実行しようとするのは、裏社会で動く組織とか??

また、護送される殺人犯・清丸(藤原竜也)の人物描写が薄っぺらく感じました。
この青年の残虐さ、狂気性が伝わってこない。

凄腕でプライドの高い女性SP・白岩(松嶋菜々子)も、
警察官にあるまじきマヌケなミスをしてみたり。(しかも何度も)

どうして この映画が昨年のカンヌのコンペ作品に選ばれたのか、ますます謎です。

ちなみに、原作は『ビー・バップ・ハイスクール』を描いた漫画家の方が
小説家としてデビューした作品だそうです。

(以下、ネタバレあり)
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| 2014.05.30 Friday | 2014 movie | comments(0) |
小津ごのみ
中野翠・著 『小津ごのみ』 を読みました。

確か、朝日新聞の小津監督関連記事で オススメ図書の一つに紹介されていて、
その紹介文にピンときたのが読むキッカケでした。


 【ファッション、インテリア】
 【女たち、男たち】 【セリフ、しぐさ】
 という切り口で、小津監督の好みを追究しています。
 「わかるわ〜」 と共感したり、
 「なるほど〜」 と納得するポイント多数。

 巻末の解説で与那原恵さんが書いているように
 「小津映画について論じられた本はたくさんあって、
  それはそれで勉強にはなるのだけれど、
  この本はそのどれよりも楽しい」 のです。


そんな中、私が驚いた一文が。

「女の人で小津映画がしんそこ好きという人は少ない」

え〜っ、そうなの!? 
小津映画って、女性に人気がないの!?
そういう観点から見たことはなかったけど、
特に “ 男性らしい ” 作風だとも思わないんですが・・・??

「“ 波瀾に富む感傷的な通俗恋愛劇 ”
 これは広辞苑による「メロドラマ」の定義だ。
 ミもフタもない言い方をするなら、
 女の好物はあらゆるバリエーションのメロドラマなのだ。(中略)
 「小津調」映画には、「結婚」「家庭」はあっても「恋愛」はない。
 女の人たちに人気がない理由の第一はそこにあるんじゃないか。」

私、ラブストーリーが苦手だもんなあ。
ましてや、メロドラマなんか観たくないもん(苦笑)

「「小津調」映画には、「おじさま」と呼ばれる中年(初老?)の男と
 二十代の娘(注)とのいささか遊戯的な会話場面が、
 必ずと言っていいくらい挿しはさまれている。
 私はどうもそこに惹かれたような気がする。
 メロの楽しさとは一味違った渋い楽しさ。」
注釈:「娘」=「若い女の子」という意味で、親子でも親族でもない。

ここまで読んで、ものすごく腑に落ちました。

そもそも、私が小津映画を観るようになった発端は、
小津安二郎という人物に好意を抱いたからであって、
その好意も 「理想的なおじさん像」 そのものだったから。
(ただ、私の場合は 「親戚のおじさん」 という意味合いで、
 決して “ 老け専 ”ではないです。苦笑)

「この 「おじさまごっこ」 とでも言うべき関係が
 最もはっきりと描かれているのは 『秋日和』 だ。」

うわあ〜、痛いところ突かれました。
だって 私、その 『秋日和』 が大好きだから(苦笑)

「「おじさま」 と自分を慕う若い娘がいるということ。(中略)
 年輩の男(ただし品のいい部類の)夢かもしれない。
 黒澤映画とはまた違った意味で、
 やっぱり小津映画は 「男の映画」 なのだろう。」

なるほど、そういうことか。
確かに、そう言われると、(若くない)男性が好む作風かもしれない。
私の場合は、「おじさまごっこ」 を娘サイドから楽しんでいるわけですが。
(若くはないけど。汗)

あともう一つ驚いたこと。
『東京物語』 の終盤で、紀子(原節子)が舅の周吉(笠智衆)に
胸中を吐露するシーンを、性的な表現と
解釈する研究者(男性)がいるという事実!
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| 2014.05.29 Thursday | 2014 voice | comments(0) |
第67回 カンヌ国際映画祭
今年のカンヌ、最高賞のパルムドールに輝いたのは、
トルコのヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督の 『ウィンター・スリープ』
2015年、日本での公開が決まったそうです。

トルコ映画・・・と一括りにしてはいけないけれど、
以前観た三部作がすごく好みだったので、期待が膨らみます♪

カッパドキアを舞台に、雪に閉ざされたホテルの経営者と
その家族の愛憎劇を描いた3時間以上にも及ぶ長編作。
大半が言い争いシーンという情報に不安は感じますが。(^ ^;)

「知的で洗練された、非常に優れた映画。
 あまりに引き込まれて 3時間の映画であることを忘れてしまった!」
というカンヌの審査員長の言葉を信じたいものです。
| 2014.05.28 Wednesday | 2014 voice | comments(0) |
津軽海峡 海の宝船
海の宝船1.jpg
 物産展で買った 青森の駅弁。

 その名も 「津軽海峡 海の宝船」


海の宝船2.jpg
 蓋を開けると、こんな感じ。

 「宝石箱」 ならぬ 「宝船」

 ウニ、いくら、とびっ子の海鮮と
 煎り卵という組み合わせ。


海の宝船3.jpg
 とっても美味!!

 具材それぞれの旨みが
 口の中で合わさって、
 広がっていくのです。

 最後まで飽きることなく
 完食いたしました!

| 2014.05.24 Saturday | 【う】 | comments(0) |
まいまいつぶろ
まいまいつぶろ.jpg
 先日 図書館に行ったら、
 (高峰)秀子さんの見慣れぬエッセイを発見。
 別の本を探しに行ったのだけれど、
 せっかくなので借りて帰りました。
 
 本書は、1955年 秀子さんが31歳の時に
 出版された本を再編集した新装版。
 
 タイトルの 「まいまいつぶろ」 とは
 「でんでんむし」 のことです。 


「私の歴史」 という章では、子役時代から思春期を経て
結婚するまでのエピソードが書かれています。
(結婚から2ヶ月後に刊行されたので、そこで話は終わっている)

しかし、『わたしの渡世日記』 に比べると、
かなりオブラートに包まれたような表面的な事しか書かれていないのです。

その理由は今となれば明確で、秀子さんを支配していた
恐ろしいモンスターの如き養母が健在で牙をむいていたから。
本音や真実を書きたくても、書けるわけがありません。

生い立ちのことや、養母との確執、親族の話はもちろん、
青春時代の恋愛や金銭事情については触れられていません。

だけど、本書を読んで初めて知った事柄もありました。
映画 『二十四の瞳』 で 「コトやん」 を演じた少女が母親を亡くし、
秀子さんが養女として迎えようとした話があったこと。

秀子さんの結婚式の後、スターの花嫁姿の写真を撮ろうと
大勢の記者たちが ぶしつけに押しかけてきて、
式場をめちゃくちゃに汚し、散らかしていったこと。
(秀子さんの結婚式の話は、何回読んでも悲しくて辛くて可哀想になる)

また、映画の裏話や想いなどが、私には一番のお宝エピソードだったりします。
私のお気に入り 『我が家は楽し』 については、
「はったりのない、ほのかな作品で好きだった」 と、おっしゃている。
あと、先日観た 『秀子の車掌さん』 についても
「小品ながら、爽やかなソーダ水みたいな作品で、私は好きだった」 そうです。

また、小津監督のことは 前にもコワイと書いていたけれど、
本書では、木下惠介監督のことも 「オッカナイ」 と書いています。

「私は天才というものを、木下先生しか見たことがないが、
 たしかに天才はオッカナイ」 と。
| 2014.05.23 Friday | 2014 voice | comments(0) |
八日目の蝉

 『八日目の蝉』 をDVDで観ました。

 私、主演は永作さんだと思い込んでいましたが、
 井上真央ちゃんが本作で日本アカデミー賞の
 主演女優賞を獲っているので、
 「あ、そうか!」 と思った次第です。

 永作さんは、助演女優賞を受賞。
 ていうか、作品賞をはじめ、
 この年は本作が各賞を総なめだったんですね。 


確かに、井上真央ちゃんは一皮むけた演技でした。
永作さんは毎度の安定した演技力で、助演女優賞も納得。
小池栄子さんは今までになかったキャラでしたが、
オドオドした挙動不審気味の演技もうまかった。
(逆に、何故イメージと違うこの役を
 小池さんにオファーしたのか、ちょっと気になる)

ただ一つ残念だったのは、井上真央ちゃんの相手役が劇団ひとりだったこと。
これだけ世の中に大勢の俳優さんがいるのに、何故お笑い芸人? 
しかも、なにゆえ劇団ひとり??

ストーリー的には、いろいろ疑問はあったけど・・・
(保険証も母子手帳もなくて病気にかかったらどうしたの?とか
 希和子は どうしてずっとザンギリ頭のままなの?とか)
そこはもう、目をつむりましょう。
| 2014.05.17 Saturday | 2014 movie | comments(0) |
舞台 ガラスの仮面の配役
キャスティングの話題が続き、スミマセン(汗)

さて、今夏 美内すずえ原作のマンガ 『ガラスの仮面』 が
舞台で上演されるそうで、そのキャストが発表されました。

北島マヤ・・・貫地谷しほり
姫川亜弓・・・マイコ
月影千草・・・一路真輝

いやあ〜、この配役はナシでしょっ!?

貫地谷しほりちゃんは好きだし、他の女優さんたちも実力あるけど、
原作のイメージと違いすぎる〜! (T T)

これだったら、昔ドラマでやった時の配役の方が まだ良かったよ(涙)

北島マヤ・・・安達祐実
姫川亜弓・・・松本恵
月影千草・・・野際陽子

個人的には、北島マヤのイメージは、10代の頃の宮崎あおいちゃんでした。
もう10年くらい前のイメージですけれど(苦笑)
| 2014.05.16 Friday | 2014 voice | comments(0) |
映画 オー!ファーザーの配役
前記事で空想キャスティングをしていて、ふと思い出したことが。

今月24日、伊坂幸太郎原作の映画 『オー!ファーザー』 が公開になります。
私は確か、原作の文庫本を昨年の秋頃に買ったのですが、
その時には既に映画化は決まっていて、
本の帯に主演の岡田将生君の写真が印刷されていました。
だから、主人公の由紀夫は、岡田君のイメージで読んでいたのです。

その後、読んでいる途中で東京国際映画祭での先行上映が決まり、
他のキャストの情報も 私の耳に入ってきてしまいました。
多恵子役が忽那汐里・・・これはイメージとピッタリだったので、OKでした。

ただ、父親たち(という表現もナンですが)がイマイチなのです。

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| 2014.05.15 Thursday | 2014 voice | comments(0) |
コドモ警察
先日、U-1グランプリで福田(雄一)さんを見て、
映画 『コドモ警察』 を見逃していたことを思い出しました。


 そんなわけで、DVDをレンタルしてみました。

 ドラマを観ていなかった人でも、
 すんなり入れるような分かりやすい構成。

 ギャグも満載、気軽に楽しめる
 お気楽ムービーでした。


相変わらず、私はスマート刑事に胸キュン☆
お家での仮パパママとのやりとりは、もう完全にコントです。
今回は、仮ママの暴走がスゴイです(笑)
子役オーディションなんていう設定まで!
(『マリモのおくて』 って、パクリだし、ダジャレだし!)

それと、デカ長が歌う 『ブランデーグラス』 もウケたなあ〜。
新人刑事の勝地涼君のリアクションも、ちょいちょい笑えます。
あと、ジョビジョバの坂田さんが、本当にチョイ役で出てた!

もし続編を撮る計画があるなら、
子役は あっという間に成長しちゃうから、急がないとね。

ところで。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、
今回、特捜メンバーの1人が一時的に元の姿(大人)に戻るんです。
その俳優さんというのが、私がイメージしていたのとは
ちょっとズレていて、あれれ〜?という感じだったんですよね・・・

そこで、もしそれぞれの役を大人の俳優が演じるとしたら?
という空想キャスティングをしてみました。
(そうなったら、コドモ警察じゃなくなっちゃうけど。汗)

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| 2014.05.13 Tuesday | 2014 movie | comments(0) |
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