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| 2020.01.26 Sunday | - | - | |
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二十四の瞳 デジタルリマスター版
木下惠介監督、高峰秀子主演の映画 『二十四の瞳』 を観ました。
レンタルする時に迷った末、デジタルリマスター版の方を選びました。 『二十四の瞳』 は、子供の頃に観た記憶がぼんやりとありますが、 モノクロではなかったと覚えているので、 おそらく、田中裕子主演のリメイク版(1987年)をテレビで観たのかも? (リメイク版もなかなかいいキャスティングです) 原作は有名なので、あらすじは省略するとして。 映画は、大まかに分けて四部構成です。 子供たちが分教場に入学した一年生時代、 本校に移った六年生時代、 戦争に巻き込まれていく青年期、 戦後 子供達が親の世代になっていく成人期。 それぞれの時代に出てくる12人の生徒たちが、みんな顔がそっくりで ドラマ 『大草原の小さな家』 や 『北の国から』 みたいに 子役の成長と共に 何年もの時間をかけて撮り続けた映画かと思ってしまうほど。 秀子さんのエッセイを読み返してみたら、 本作は、まずは顔がよく似た一年生と六年生の 兄弟・姉妹のオーディションから始まったのだそうです(!) だから、物語では12人の生徒が登場しますが、 実際には24人の子役がそれぞれ二人一役を演じていたわけで。 それにしても よく似ていて、 「あの小さかった子が、こんなに大きくなって、まあ!」 と、親戚のおばちゃんみたいな目線で観ていました。 『宗方姉妹』 同様、この映画を観ようと思った背景には 秀子さんの自伝エッセイがありました。 この映画の撮影時には、後に秀子さんの伴侶となる 松山善三氏(当時は木下組の助監督)との結婚へのステップがあり、 その裏話を想像しながら観るのは、なかなか楽しかったです。
高峰秀子を偲ぶ
前記事に書いた通り、この一ヶ月は体調不良で普段通りに動けず、
家にいる間は 横になっている時間が長いような生活でした。 そんな中、池袋の新文芸坐で 4月21日から一週間 『日本映画のヒロインVol.14 没後二年 銀幕のスター・高峰秀子さんを偲ぶ』 という企画上映が開催されていたことを知って、悔しい思いをしました。 今、レンタルしているDVDも一気には観られない状態なのに、 ましてや映画館に観に行くなんて無理な話なんですが。 (映画館にたどり着くまでの電車でギブアップだな、たぶん) でも、エッセイを読んだ後、 秀子さんの出演作をスクリーンで観たい願望は強くなっていたので、 なんで、このタイミングなの〜? (ToT) って感じです。 特に、DVDでレンタルされてない 『綴り方教室』 と 『馬』 ! わ〜ん、観てみたかったよ〜ぅ!! 6月1日からの木下惠介監督の特集上映は忘れないようにしよう。 上記2本は木下監督作品ではないから観られないのだけれど、 『笛吹川』 や 日本初のカラー映画 『カルメン故郷に帰る』 は やはり劇場のスクリーンで観ておきたい気がする。
心の栄養失調
今月初旬から、ずっと体調不良が続き、心身ともにダウンしておりました。
3月の母の三回忌の準備をしていたあたりから、公私共々 忙しくなりました。 様々なプレッシャーとストレスを抱えていたのですが、 それをグッと堪えて我慢して働き続けていたら、 いよいよ身体がギブアップで悲鳴をあげました。 10年くらい前から、季節の変わり目には 自律神経が乱れて、体調を崩しがちだったんです。 症状は、「悪心」 というのでしょうか。 なんとも言えない気分の悪さで、吐き気やむかつき、ふらつき。 例えるなら、ずっと車酔いしているような感じです。 大体、市販の漢方薬を飲んでいるうちに徐々に快方に向かう、 というのがいつものパターンでした。 しかし、今回はどんどんひどくなるばかりで、 起き上がって時間が長くなるほどに辛くなっていく。 朝より昼、昼より夕方、夕方から夜、というように。 動いたり、揺れたりする動きがダメで、 特に 電車やエレベーター、エスカレーターが辛い。 だんだん仕事にも支障が出てきてしまいました。 そこで、いくつかの病院(科)で検査や診察を受けましたが、 処方される薬が効かないわ、合わないわで、一向に症状が改善しない。 さらに、“ 泣きっ面に蜂 ” で 、ギックリ首をやってしまいました(泣) そして、極めつけには、一週間ほど前に 臀部と太ももを中心に ブワーッと毛のう炎が・・・ まさに “ 弱り目に祟り目 ” とはこのことよ(涙) 薬を塗っていると、その数の多さに悲しくなってしまい、涙が出てきました。 身体中からの 「もう限界」 というサインに、自分の身体が哀れに思えたから。 今は、東洋医学と西洋医学の両方から治療を施す病院に通い、 処方された漢方薬を服用して 少しずつ快方に向かいつつあります。 ただ、まだ症状に波があるので、このゴールデンウイークは 少し頭を仕事から切り離して ゆっくり療養しようと思います。
テルマエ・ロマエ
テレビで放送された 『テルマエ・ロマエ』 を観てみました。 阿部(寛)さん、日本アカデミー賞で 主演男優賞とりましたよね、本作で。 前半は面白かったです、マンガ的で。 阿部さんの頑張りは解りますが、 他にも評価されるべき作品があったでしょうに、 このコメディー作で主演男優賞って・・・ でもって、続編の製作が決まり、撮影も進んでいるとか。 「インパクトある設定と、古代ローマ人が見る 現代日本に対する反応が滑稽でおかしい」 というのがヒットの理由だと思うんだけど、 果してシリーズ化してまで観たいか?と聞かれたら疑問。 新鮮味が薄れちゃわないかと思うのですが。
宗方姉妹
小津安二郎監督の 『宗方姉妹』 をDVDで観ました。
最初 「むなかたしまい」 と読んでいたのですが、 正しくは 「むねかたきょうだい」 と読むそうです。 古風で貞淑な良妻である姉・節子(田中絹代)と 今風で若く奔放な独身の妹・満里子(高峰秀子) 二人姉妹の物語なのだから、 「しまい」 でもいいように思うけど。 大佛次郎氏が朝日新聞に連載していた小説が原作。 姉妹の父親役に笠智衆、節子の夫役に山村聰、 節子が結婚前に相思相愛だった田代役に 上原謙という豪華な顔ぶれです。 しかし、私にはこの映画を単純に楽しめない理由がありました。 それは、高峰さんのエッセイ 『私の渡世日記』 に書かれていた 撮影エピソードを読んでいたからです。 それについては、大変よくまとめられたブログ記事がありましたので、 そちらをご参照いただければと思います。 http://d.hatena.ne.jp/ohnosakiko/mobile?date=20100826§ion=1282819887 この時の田中絹代さんの心情を察すると、 なかなか穏やかな気持ちで観ることはできません。 小津作品に見られる抑揚のない淡々とした語り口も、 何度も何度も厳しくダメ出しをされたのだろうな、とか想像してしまう。 田中さんの役どころは、妹とは対照的に 感情をあまり表には出さないタイプ。 芯は強くしっかりとした女性なんですが、 迷いや戸惑いが彼女の表情に見てとれるのです。 それに比べて、高峰さんの役は当て書きなんじゃないか?というくらい エッセイで感じた高峰さんの素の語り口調にピッタリ。 (あっけらかんとしていて ユーモラスで、 ちょっと男前で、時々べらんめえ調。笑) DVDの特典で、当時の映画パンフレットが見られるのですが、 高峰さん自身も本読みの時、小津監督が読む台詞が まるで自分の言葉のように感じられて驚いた という話も書かれていましたし。
合歓の広場
日比谷シャンテ前には、広場があります。
「合歓(ねむ)の広場」 といい、東宝が作ったもの。 ハリウッドさながらに、東宝を中心とした映画人たちの サインと手形が埋め込まれたエリアがあるのです。 (たまに歌手や外国人俳優の手形もある。 また、ゴジラのミニチュア銅像もある) 知らなかったわけではないと思うのですが、忘れてました。 というより、特に意識したことがなかったというか。 この日、しょぼくれて うつむいて歩いていた私は、 そこに手形があることに気づきました。 そして、そこにはマイブームの 高峰秀子の手形とサインもあったのです(!) 高峰さんの手は、想像していたより小さかった。 そういえば、手足が小さいとエッセイに書いてあったかも。 いやいや、私の手が大きいだけか?(笑) 手形の横に書かれていた言葉。 「心に太陽を くちびるに歌を」 女優さんとしては、ちょっと意外なフレーズでした。
ポポロン ずんだ風味
キオスクで売ってたんです。
ポポロン ずんだ風味。 しかも、ちょっと珍しい小さいパッケージ。 (キオスク用なのかな?) チョコ好きの人には好みが別れるかと思いますが、 ずんだ好きの私にはヒットでしたね〜。 瞬食、でした(笑)
John Lucas
歌を聴いて 感動で涙が出たのは久しぶり。 彼の名は、ジョン・ルーカス。 ジャマイカ出身のゴスペル・シンガーです。 審査員のアッコさんもコメントしてたけど、 『翼をください』 が 賛美歌に聞こえた。 もっと言っちゃうと、聖書に出てくる天使ガブリエルとダブって見えて。 (神の言葉を伝える天使です) この人の背中に 大きな白い翼が生えてくるんじゃないか、とさえ思った。 この選曲、素晴らしかったね。 一度、生で聴いてみたいなあ。 ※再生できない方はこちら ⇒ ★
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