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| 2020.01.26 Sunday | - | - |
Priscilla Ahn
最近 気になるCM曲の一つが、マツモトキヨシ 『storyは街角に』 篇
この歌声が流れる度に、他のことをしていていもテレビ画面を見てしまう。



調べてみたら、その歌声の主は プリシラ・アーンでした。

実は、以前 J-WAVEを聴いていて すごく気になる曲があって、
調べてみたらプリシラ・アーンだった、ということがありました。
だから、その名前は 頭にインプットされていたんです。

マツモトキヨシのCMでは、歌声のみが使用されていますが、
オリジナル 『STOP, LOOK, LIE』 には演奏が入っています。



両方好きだけど、幻想的な歌声が際立つのは
伴奏なしのCMバージョンの方かなあ〜。
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| 2013.03.31 Sunday | 2013 voice | comments(0) |
EEEEE
小学校の高学年の頃から外反母趾に悩まされてきた私の足。

高校時代、革靴が痛くて履けず、スニーカーで通学してました。
(高3の頃には上履きもキツくなって、かかと踏んでた)

高校卒業後は、3Eのパンプスを幅を広げる器具で開いて履いてました。
(靴の幅は 2Eが標準)

そして、ここ10年くらいはさらに幅広の 4Eを履いてきたのですが、
この度、ついに 5Eの大台?に乗ってしまいました。

「E」 が 5つも並ぶと、もはや模様ですよ(苦笑)



そして、なんと!
5Eになったら、いつも 24.0cmだったのが
半サイズ小さい 23.5cmになった!

大きな足がコンプレックスだったので、ちと嬉しい♪
| 2013.03.30 Saturday | 2013 voice | comments(0) |
さよなら、ガッチャマン
日テレの朝の情報番組 『ZIP』 内で放送されていた

おはよう忍者隊 ガッチャマン』 が最終回となりました。

あ〜あ、早起きする楽しみがなくなっちゃった〜。

つまんないなあ〜 (´⌒`)
| 2013.03.29 Friday | 2013 voice | comments(0) |
3.28
母が旅立ってから、今日で 2年が経ちました。

あの日の悲しみは今でも忘れられないけれど、今は毎日泣かなくなった。
以前は、心の中で母に 「ねえ、こんな時、どうしたらいいの?」
と問いかけてばかりだったけど、今は自分で判断するようになってきた。
私、少しは成長できているのかな。

三回忌は この間の日曜に身内だけで済ませたので、
今日は 母が好きだった小豆たっぷりのお菓子をお供えしました。

もう一つ、母が好きだったカサブランカは、父から母への贈り物。

| 2013.03.28 Thursday | 2013 voice | comments(0) |
わたしの渡世日記(下)
前回からの続きで、高峰秀子のエッセイ
『わたしの渡世日記』(下)について、です。
(上巻の内容も含まれていますが、ご了承下さい)
前回は、生い立ちや境遇についての感想を書きましたが、
今回は、秀子さんに関わった人々について書きたいと思います。

秀子さんが養母(シングルマザー)に育てられたことは
前回書いたとおりですが、なんと10歳の時に
歌手・東海林太郎に熱望されて養女になるのです(!)
既に養子なのに、さらに養子になるって、訳が分かりませんよね?

しかも、養母ともども東海林家に住み、東海林夫人が母親代わり、
養母は女中代わりという、なんとも不思議な家族関係が生まれます。
(そんな環境が長続きするわけもなく、数年で養子縁組は解消)

このエッセイの中で とりわけ私が興味深かったのは、やはり昔の日本映画界のこと。
まだまだ日本映画に詳しくないので、半分くらいの方々は存じないのですが、
初恋の相手が当時まだ助監督だった黒澤明だったり、
同じく助監督時代の市川崑が下宿人だったり、
自宅のお隣りが成瀬巳喜男監督の家だったり。

小津安二郎監督、木下恵介監督、山本嘉次郎監督のエピソードも面白かった。
秀子さんを実妹のように可愛がっていたという田中絹代。
秀子さんがその演技を見て衝撃を受けたという杉村春子。
その他、当時の写真と共に綴られる映画界の話には胸がときめきました。

また、秀子さんは 映画界以外の重鎮との親交も深かった。
梅原龍三郎、谷崎潤一郎、志賀直哉、川口松太郎、
そして、高峰秀子の大ファンであったという新村出博士。


 ちなみに、この文庫の表紙を飾っているのは、
 梅原龍三郎による秀子さんの肖像画であります。

 最初に見た時は、力強い筆づかいと険しい表情で
 女優・高峰秀子の印象とは違うなと思ったんです。
 でも、エッセイを読んでいるうちに、
 秀子さんが内に秘める孤独や苦悩、
 どこか冷めた目線で世の中を見ている雰囲気が
 表れているように感じられるから不思議です。


また、映画や写真の秀子さんに対する見方も変わりました。
最初に観た映画 『喜びも悲しみも幾歳月』 で
私は 秀子さんを特に美人だとは思わなかったんです。
(役柄が、ごく一般的な主婦となる女性だったからというのもある)

戦争中、多くの若い兵士が高峰秀子のブロマイドを胸に
戦地へと旅立ったという話も、あまりピンとこなくて。

だけど、本の中に登場する数々の写真を見ていると、
つぶらな瞳に 笑った時の口元が愛らしく、
“ 可憐なお嬢さん ” というイメージがピッタリなんですね。
ちょっと寂しそうな眉は、守ってあげたくなるタイプだったのかな?
(実際の秀子さんは、そういう芯の強いサバサバ系だけど)
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| 2013.03.27 Wednesday | 2013 voice | comments(0) |
わたしの渡世日記(上)
さて、前置きが長くなりましたが。
本題、高峰秀子のエッセイ 『わたしの渡世日記』 の感想です。

実際に読んでみたら、面白いのなんのって! 前のめりになって読みました。
先の記事に “ いかにも品の良いマダム ” と書きましたが、
そのイメージはちょっと・・・というか、だいぶ違うことが分かりました。
サバサバしているというか、男前というか、男気があるというか。


 まず、秀子さんの生い立ちが、
 とんでもなく劇的な境遇で驚きました。
 戦前・戦中を生きた人たちの中には
 複雑な人生を送った人が珍しくありませんが、
 秀子さんの場合は 数奇な運命に翻弄されて、
 「この人の人生で何本の映画が作れるだろう?」
 というくらい稀有なパターン。
 もし神様がいるとしたら、一体 秀子さんや
 その周りの人々に何を悟らせたくて
 こんな過酷な運命を背負わせたのでしょう。


4歳の頃に実母が他界し、叔母に無理矢理 引き離されるような形で養子になり、
幼い女の子が一族の生活を背負っていたなんて、今では考えられません。
(表向きは優雅に見える人気スターも、実際の暮らしは極貧だったらしい)

この養母という人が、例えるなら鬼のような女なのです。
(同時に寂しい人だったのだと同情もするけれど)
ひどいヒステリーで暴言を吐き、嫉妬深く 強欲で 見栄っ張り、
無学からか、経済観念がなく、金銭のやりとりはどんぶり勘定。
物心ついてからは 養母から褒められるどころか罵られ続け、
母親の愛情とは無縁で育った秀子さん。 よくグレなかったものです。

秀子さんは、芸能活動に忙殺され 学校に通うことができませんでした。
また、養母も文盲に近い状態で、秀子さんは無学コンプレックスに
さいなまれてきたそうですが、私はこの人は文才に秀でていると思います。
物事の捉え方がユニークだし、自分のことも
冷静かつ客観的な目線で見つめることができる。
(その冷静さは、子供時代に形成されたとご本人が分析されてます)

現場でたくさんの本を読んだこと、優れた監督や文化人と交流があったことも
もちろん影響しているはずですが、もともとの人柄や性格も
文章に表れているのではないでしょうか。
また、長年 映画界にいたことも関係しているのか、
人(読者)にいかに伝えるか、表現するか、こだわりが感じられます。

もし学校に通って勉強していたら、文学者にでもなっていたかしら。
それとも 幼い頃から大人社会で働きづめだったからこそ
こうした文章が書けるのかしら。
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| 2013.03.26 Tuesday | 2013 voice | comments(0) |
高峰秀子さん
ここでの記事にもチラホラ書いていましたが、
女優・高峰秀子のエッセイ 『わたしの渡世日記』 を読みました。

ワタクシ、子供の頃、高峰秀子と高峰三枝子の区別がつきませんでした。
その頃には、二人とも全盛期は過ぎており、
メディアへの露出も少なかったから 顔の違いもよく知らなかったし、
おまけに 同じくらいの年齢で、同じ苗字。
高峰三枝子は、上原謙とフルムーンのCMに出演して
話題になったことを覚えているものの、「秀子さん」 の方は
“名前は聞いたことあるけど、よく知らない女優さん” でした。

近年、古い日本映画を観るようになって、
ようやく名前と顔が一致するようになりました。
とは言え、初めて観た出演作は
喜びも悲しみも幾歳月』 だから、つい最近のことです。

映画を観る前から、秀子さんのエッセイがあることは知っていました。
書店で平積みされている文庫は何冊かあり、
そのうちの一つの表紙には “ 白髪で、いかにも品の良いマダム ”
といった雰囲気のかつての大女優が写っていました。
「芸能界を引退して、優雅で悠々自適な生活を書いたのだろう」
と、よくあるタレント本の部類として捉えていました。

『喜びも〜』 を観た後、書店で本を物色するも 読みたい小説がなく、
久しぶりにエッセイでも読んでみようかと手に取ったのが、上巻でした。
当時の映画界に関心があり、秀子さんの交遊録にも興味があり、
軽い気持ちで読みはじめたのです。

(つづく)
| 2013.03.25 Monday | 2013 voice | comments(0) |
2013 冬クール ドラマ総括
今季、私が観ていたドラマは・・・

月曜:なし
火曜:『書店員ミチルの身の上話』(NHK)
水曜:なし
木曜:『最高の離婚』(CX)
金曜:『夜行観覧車』(TBS)
土曜:『泣くな、ハラちゃん』(NTV)
日曜:『八重の桜』(NHK)

大河ドラマ以外は最終回を迎えましたので、
ここらで総括をしておきたいと思います。

最高の離婚』 ★★★★
シナリオが大変面白かったですね。
赤裸々なセリフのリズミカルなやりとり、
リアリティのあるストーリー展開。
毎回必ず長いセリフがあったけれど、
キャストの皆さんも頑張って応えてました。
特に、瑛太クンが良かったです。
あと、オノマチさん(尾野真千子)は、
やっぱりこういう女らしくない役が似合いますね。

泣くな、ハラちゃん』 ★★★
TOKIOの長瀬クンは、こういうちょっとトボけた役がうまい!
麻生さんも久々の連ドラだったけど、可愛かった。
漫画の世界の人との恋愛が軸になっていますが、
少し無理のある話も、ファンタジーとして楽しめました。

夜行観覧車』 ★★
湊かなえの原作は未読ですが、原作と違うと聞いて気になってます。
誰が犯人か、散々引っ張っておきながら、
それまでの各家庭の様々な問題を
最終回でアッサリ片付けてしまったところが不満です。
特に、娘・アヤカのいじめ問題は根が深いと思うんだけど・・・

書店員ミチルの身の上話』 ★★
これはもう、原作の方が断然面白かったこと、
原作の面白さを映像で表現しきれなかったことに
敗因がありますね。(努力は認めるけど)
あと、駆け足だった最終回はいただけなかったなあ。
ラストシーンも原作と違ったし。
「ミチルの夫が誰に向けて語ってきたのか」
が分かる重要なシーンだと思うんですけどねえ?
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| 2013.03.25 Monday | 2013 voice | comments(0) |
下北沢駅
小田急線の下北沢駅の工事が完了し、
23日の始発から地下を走るのですよね・・・

最近、下北沢は とんとご無沙汰してますが、
庭のようにして通っていた時期があったから、やっぱり少し淋しい。
“ 開かずの踏み切り ” がなくなるのは、喜ばしいことだけど、
今はまだ、あの駅や線路がない風景をイメージできないです。

先日は、東横線・渋谷駅の地上最後の営業日に
大勢の人々が別れを惜しんでいたけれど、
個人的には下北沢駅の方が愛着があるなあ〜。
(鉄っちゃん達は、今月 大忙しですね)

地上を走る最後の終電から 地下を走り始める始発まで、
わずか4時間くらいの間に移行作業を行うのだとか。
下北沢に集う懐かしい面々は、今夜も飲んでいるのかなあ。
あのガタゴトと電車が通る音を聞きながら飲むことも
もう なくなっちゃうんだなあ・・・

下北沢という街の空気と、自分の中に流れる空気に、
年々 違和感が出てきているように思われる今日この頃です。
| 2013.03.23 Saturday | 2013 voice | comments(0) |
流れる

 成瀬巳喜男監督の 『流れる』 を観ました。

 幸田文の原作は既読で、
 てっきりブログに書いたと
 思い込んでいたのですが、
 記事を探しても出てこない・・・??


記憶をたどってみたところ、
「書きたいことが山ほどあるのに、それをまとめるだけの時間がない」
ということから、ブログに残さなかった模様。
だけど、映画を観た後、記録として
やっぱり感想を残しておけばよかったと、ちょっと後悔しました。
そして、原作をもう一度読みたくなりました。


 「つたの屋」 という芸者の置屋が舞台です。
 原作では、住み込みの女中として
 雇われることになった
 梨花(りか)の視点で描かれているのですが、
 映画では つたの屋の女将を中心とした
 群像劇になっています。

 女将役には山田五十鈴、
 梨花役には田中絹代、
 女将の一人娘役に高峰秀子、
 芸者達には杉村春子、岡田茉莉子など。
 公開当時、華やかな女優陣の競演も
 話題となったようです。


確か、原作での女将は 「若くはなく、特別美人というわけでもないが、
色気と華やかさがある人」 という女性像で、
なかなかイメージできなかったんです。

そこにきて、山田五十鈴は 正に適役でしたね。
実は私、今まで山田五十鈴を美人と思ったことはなかったんです。(失敬!)
しかし、本作での着物姿の佇まい・しぐさ・話し方には色香があって、
日本画のような美しさが醸し出されていました。
三味線を引くシーンは、さすが板についてましたし。

そして、梨花役の田中絹代も良かったです。
地味で控えめでありながら、賢く機転のきく女性の役ですが、
大物女優の彼女が自然に溶け込んでいたから凄い。
この役は他の役と違って、美しさを出すこともなく、
ここぞという見せ場もありません。
(原作では語り手の役目も兼ねているため)
それでも、しっかりと存在感を残してました。
今で例えるなら、藤村志保さんみたいな感じ?

そして、何と言っても圧巻は(またしても)杉村春子であります。
年季の入った事情通?の芸者・染香という役が、これまたハマってて。
原作を読んだ時のイメージそのまま。 これぞ染香姉さん!
後半、酔った勢いで女将に突っ掛かっていくシーンは見応え十分です。

唯一残念だったのは、私の中で最近気になる存在の高峰さん。
女将の一人娘・勝代役は、原作を読んでる時、
高峰秀子のイメージではなかったんですよね・・・
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| 2013.03.20 Wednesday | 2013 movie | comments(0) |
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