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| 2020.01.26 Sunday | - | - |
水無月の終わり、仁の終わり
今日で6月も終わり、今年の上半期が過ぎようとしています。

この2ヶ月ほど、ちょっと 家族に心配事がありました。
ブログにダイエットのこととか、映画の話を書きながらも、
実のところ、胸の内から不安が消えることはありませんでした。

今 こんな風に書けるのは、その不安が解消されたからで、
こうして再び訪れた平穏無事な日々と、守って下さった方々に感謝しています。



仁 〜JIN〜』 完結編のDVDも、ようやく観終えました。
最終回を観てしまったら、物語が終わってしまうのが名残惜しくて、
手元に届いているのに、何日か観ないままにしていました。
本放送で一度観ているにも関わらず(笑)

本放送の時も 最終回は大泣きしましたが、
例によってレンタルのDVDは 最終回を含めて4話まとめて観るため、
ずっと緊張&涙の連続で、かなり心身ともにエネルギー消耗しました。
見終わったのは夜中の2時過ぎで、興奮して なかなか寝付けず、
翌日 寝不足で仕事に行きました(苦笑)

5月から6月にかけて、
『仁 〜JIN〜』 は 私にとって心の拠り所となっていましたし、
家族の絆を強くする 心の懸け橋にもなっていました。
今はまだドラマの世界から抜け切れず、
もうしばらく この余韻に浸っていたい気もします。
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| 2012.06.30 Saturday | 2012 voice | comments(0) |
目標達成!
ゴールデンウイーク辺りから始めたダイエット
2ヶ月経って、ようやく目標達成、ダイエットに成功しましたー!

もともと激太りしたわけではないため、数字的には2キロの減量と大したことはないんですが、
一時期 停滞期で体重が減らなくなり、ちょっと くじけそうになったこともありました(涙)

今回のダイエットには、au 「karada manager」 の本格ダイエットモードを使いました。
一日の摂取カロリーは、およそ1250キロカロリーという設定で、
最初はキープできても、会食など どうしてもオーバーしてしまう日が出てくるんですね。

それでも頑張ってカロリーコントロールしていたのですが、
「あと0.5キロ」 というところで なかなか減らなくなってしまい・・・
そこで、途中から 今話題の 「ロングブレス・ダイエット」 も始めました(笑)

あと、もともと運動が苦手なので、歩くか ストレッチくらいしか体を動かさなかった私。
「karada manager」 には、目的別に多様な運動プログラムが用意されているのですが、
それにも目を向けることはありませんでした。

しかし ある日、歩いた運動量を入力すると、
その日に摂取可能な食事カロリーの数値が増えることを発見!
おお、目からウロコ。
これなら、カロリーオーバーの日も、帳消しにできるではありませんか!(苦笑)

食事制限で体重が落ちず、気持ちばかりが落ち込んでいた私は、
できる範囲で 運動を始めてみることにしました。
体幹を鍛えて代謝を良くする運動だとか、骨盤のゆがみを改善する美腰体操とか。
あとは、以前やっていた太極拳とか、ペットボトルをダンベル代わりに上げ下げしてみたり。

それを10日くらい続けたら、ようやく0.5キロ減って、目標体重になりました。
今後は、この体重&運動の習慣を維持していくことが、目標となりそうです。

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| 2012.06.29 Friday | 2012 voice | comments(0) |
ザ・ピーナッツ

 ザ・ピーナッツの姉・エミさんが亡くなっていた
 との報道を聞き、大変ショックを受けています。
 ピーナッツ、好きだったので・・・

 そして、享年71と知り、とても意外でした。
 そんな高齢になっていたとは。
 引退後、表舞台から消え、その後一切
 メディアに登場しなかったから、
 余計に想像つかなくて、驚きです。


それも ある意味すごいことだなと思いました。
今だと、引退とか休業宣言しても、すぐ戻ってきちゃうじゃないですか(苦笑)

やれ 「あの人は今」 だの、やれ 「復活」 だの 「再結成」 だの、
芸能界を忘れられずに戻ってきてしまう人々が多い中、
ピーナッツ然り、(山口)百恵ちゃん、キャンディーズのミキちゃんなんかは
自分の意志を貫いていて エライと思います。
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| 2012.06.28 Thursday | 2012 voice | comments(0) |
混血と肌の色
前記事の映画 『アメリカの影』 の中で、
混血と思われる3人兄弟の見た目が全然違うということを書きました。

長男:顔立ちも肌の色も完全に黒人
次男:顔立ちは白人、肌はやや褐色(ラテン系)
長女:顔立ちも肌の色も白人に等しい

3人は黒人の血を引いており、異父もしくは異母兄弟でもなさそう。
同じ両親から生まれて、ここまで骨格や肌の色に違いが出るというのは、
日本人にはちょっと解りにくいな、と思いました。

ところが、映画を見終わってから、ふと思い出したことがあります。
それは、私がアリゾナのネイティブアメリカン 「ナバホ」 の学校に
インターンシップで派遣され、ホームステイしていた時のことです。
当時、私と同時期に 同じナバホの学校に派遣されたインターンがいました。
(彼女は私より年上でしたが、いまだ彼女のことを “ 盟友 ” だと思っています)

ホストファミリーのご厚意で、私達はお互いのステイ先に
泊まりで遊びに行くことがありました。
彼女のホストマザーはナバホの女性で、シングルマザー。
離婚した白人男性との間に4人の子供(長男、長女、次女、次男)がいたのですが、
その容姿は、前述の 『アメリカの影』 に似た様子だったのです。

上の2人(長男、長女)は、見た目が完全にナバホでしたが、
下の2人(次女、次男)は、肌や髪の色、骨格も、白人にしか見えませんでした。
長男と長女、次女と次男は、それぞれ顔が似ているけど、
長男と次男、長女と次女は、まったく似ていません。
第3者は、それぞれを兄弟・姉妹だとは にわかに信じられないでしょう。

アメリカには様々な人種が暮らしていて、人種差別もありますが、
それぞれの人種が結婚して、ハーフの子供が生まれるパターンも多いわけです。
兄弟で肌の色が違うというケースも、決して珍しい話ではないようです。
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| 2012.06.27 Wednesday | 2012 voice | comments(0) |
アメリカの影

 【ジョン・カサヴェテス・レトロスペクティヴ】 で
 監督デビュー作 『アメリカの影』 を観ました。

 当時は、画期的かつ挑戦的な製作手法だったと推測します。
 俳優の演技や台詞が台本無しの即興演出によるものだったり、
 俳優の顔をクローズアップしたシーンが非常に多いこと、
 音楽も、シーンを観て即興的につけられていること等々。
 ハリウッドの映画人は、度肝を抜かれたことでしょう。


ニューヨークの若者たちの日常に、モノクロの映像でリアルに迫り、
スタイリッシュなジャズのメロディーが、映画をドラマチックに演出します。
そして、タブーであった人種差別問題にも触れているわけで。

しかし、現代の映画監督や映像作家の作品に馴れ親しんでいるせいか、
思っていたほど 彼の映像表現に新鮮味や驚きを感じなかったのです。
(あくまでも、カサヴェテスが先駆者なのであって、
 後進の監督がカサヴェテスの影響を受けているという話なんですけれども)

世界中のシネフィルたちが絶賛し、
“ インディペンデント映画の金字塔 ” と言われている本作。
それゆえ、私の期待度がいやがおうでも高くなっていたことも影響してると思います。
(鑑賞前の期待値が高いと、私の場合 えてして期待ハズレとなりやすい)

上映後、まず感じたこと。
それは、「この映画が好きか、嫌いか、よくわからない」
映画が解らないのではなく、自分の感性のツボと
一致する箇所を見つけるのが難しい、とでも言いましょうか。
冒頭から なかなか引き込まれず、前半は特に眠くなってしまいました。

ある映画評論家は、こう言います。
「カサヴェテスの映画が解らない人は、人生が豊かでないのだろう」

・・・あら、私の人生は豊かでないということなのでしょうか?(苦笑)

また、ある映画監督は、こう言っています。
「カサヴェテスの作品は、観る度に解釈が変わる」

・・・う〜む、私も二度三度観たら、変わるのでしょうか?

とりあえず、それほど引き込まれなかった原因を 自分なりに分析してみました。
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| 2012.06.26 Tuesday | 2012 movie | comments(0) |
ラヴ・ストリームス
ジョン・カサヴェテス・レトロスペクティヴ】 で
『ラヴ・ストリームス』〈ニュープリント版〉を観ました。

ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞した作品。
1984年に制作された本作は、カサヴェテス監督の遺作で、
妻であり主演女優でもあるジーナ・ローランズに捧げたと言われています。

ジーナ・ローランズは、『こわれゆく女』 と同様に
今回もまた精神を病んでしまった女性を演じています。
カサヴェテスは、別に そういう女の人を描きたかったわけではないのでしょう。
過剰なまでの愛、孤独感や喪失感、傷ついた人々の弱さなんかを描きたかっただけで、
結果的に、それを描くためのモチーフとして
精神的なバランスを崩してしまった人が適していたのかな、と思います。

* * *

家族に溢れるほどの愛を注いできたサラ(ジーナ・ローランズ)は、
離婚調停の中で、思春期の一人娘に 「お母さんとは一緒に暮らしたくない」 と告げられる。
彼女はショックから失神して、その場に倒れ込んでしまう。

二度の離婚を経験しているベストセラー作家のロバート(ジョン・カサヴェテス)は、
酒に溺れ、自宅に何人もの若い女をはべらせて、自堕落な生活を送っている。
ある日、前妻が連れてきた8歳の息子を 一晩だけ預かることになる。
生まれてから ずっと離れて暮らしてきた息子とは、うまくコミュニケーションがとれない。

ロバートは愛を求めてさまよい続けているが、愛し方が不器用で、いつも空回り。
そんな彼の元に、(先の)傷つきボロボロになって 帰る場所を失ったサラが訪れる。
それまで平行して描かれていた2人が、初めて1シーンに納まるのですが、
ここから私的に問題が起こるのです。 (以下、ネタバレあり)
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| 2012.06.16 Saturday | 2012 movie | comments(0) |
はつ恋 第4話
NHK 火曜22時放送のドラマ 『はつ恋
毎回 胸の奥が痛くなるような気持ちで観ています。

第4話では、ヒロインの緑(木村佳乃)と三島(伊原剛志)の過去に
何があったのか、徐々に明らかになってきます。

緑が、初恋相手の三島に言われた一言に深く傷ついたことは解るけど、
それだけで憎しみを抱くまでになるかしら?
言葉以外にも “ 何か ” があったのでは・・・?
と思っていたので、ようやく納得できました。

しかしながら、新たに解せない部分が出てまいりました。
それは、年下の夫・潤(青木崇高)と緑の 「馴れ初め」 です。
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| 2012.06.12 Tuesday | 2012 voice | comments(0) |
森繁久彌と向田邦子展
日本橋三越本店で開催中の 【森繁久彌と向田邦子展】 に行ってきました。

メインビジュアルに使われてる 若き日の森繁さん&向田さん、

とってもチャーミング☆

(肖像権に引っかかりそうなので、気になる方はリンク先でチェックして下さい)
| 2012.06.11 Monday | 2012 voice | comments(0) |
仁 〜JIN〜
訳あって、TBS 日曜劇場で放送されたドラマ 『仁 〜JIN〜』 のDVDを観ています。


 ネットレンタルを利用しているのですが、
 1回につき 2枚セットで送られてきます。

 1枚のDVDに 2話収録されているため、 
 つまり 4話 (=4週分)が
 一度に送られてくるわけです。

 話が面白くて 観始めたら 途中で止められず、
 必ず 2枚(約3時間)ぶっ通しで観ることに。


ポストに投函して返却すると、2日ほどで次のDVDが送られてくるので、
かなりハイペースで物語が進んでいくことになります。

この 『仁』 をレンタルすることになった経緯には、
「OA当時 観ていなかった父に、ぜひ今 観てもらいたい」 という気持ちがありました。
ですから、ここ 2週間ほどは 父も巻き込みながら、どっぷりと 『仁』 漬けの日々。

私に関して言えば、もう オープニングのテーマ曲が流れるだけで、
ウルウルきてしまうほどのハマリっぷり・・・(汗)
朝ドラと同じように、日にちを開けずにコンスタントに観ていると、
ドラマへの入り込み具合も違ってくるものなんですね。

『仁 〜JIN〜』 は、OA当時から 大好きでした。
改めて「よくできたドラマだな〜」「良い作品だな〜」 と感心するばかり。

しかし、私は 初回から観ていたわけではないのです。
最終回前などに放送されるダイジェスト版を観たりして、
“ 初めから観ていたような気 ” になっていたけれど、今回 観直してみて
2、3話くらいまで きちんと観ていなかったのではないか、ということが分かってきました。

では、一体 どのようなキッカケで観始めたのか?

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| 2012.06.10 Sunday | 2012 voice | comments(0) |
こわれゆく女
ジョン・カサヴェテス・レトロスペクティヴ】 で
『こわれゆく女 <復元ニュープリント版>』 を観ました。

監督のカサヴェテスは俳優でもあり、ハリウッドの商業主義に反抗し、
“ インディペンデント映画 ” というジャンルを生み出した第一人者です。
私にとっては、本作が初めてのカサヴェテス作品。
(本当は、お初には監督デビュー作 『アメリカの影』 を観たかったのですが)

さて、本作は 「どういう話か?」 と尋ねられたら、「タイトルそのもの」 です。
精神のバランスを崩した妻を中心に、夫婦愛、親子愛を独自のスタイルで描いた作品。

ジーナ・ローランズ演じるメイベルは、一見 普通だけど、言動がおかしな専業主婦。
興奮したり、無理して周囲に馴染もうとすると、
おかしな言動がエスカレートして、エキセントリック&ヒステリックになり、
自分でもコントロールがきかず、周囲も手がつけられなくなってしまう。


 ピーター・フォーク演じる夫のニックは、
 土木工事で現場監督を務めるガテン系。
 彼は、奥さんのことを心から愛しているんですね。
 喧嘩や揉め事が絶えず、ヘトヘトになりながらも、
 「愛してる」 と言って 奥さんのことを抱きしめる。
 (この辺りの感覚は、私には理解しにくい)


メイベルの奇行に目が行きがちだけど、ニックも相当まいっちゃってる感じはあります。
職場の人に八つ当たりしてみたり、実母にブチギレてみたり。

幼い3人の子供たちも、ママのことが大好き。
メイベルもまた、子供たちにとっては良きママなのですが、
精神が子供と同化しがちで、周囲の大人に迷惑をかけることもしばしば。

ジーナ・ローランズは、上手かったですね。
興奮した時に出る手の動きとか、目の表情とか、唇の奇妙な癖とか、
よく研究した上に 完全に自分のものにしていて、
本当に精神病患者なんじゃないか?と錯覚するくらい。
(本作で、ゴールデングローブ賞で最優秀女優賞を受賞しています)

弱くてどうしようもない人たちを、カメラはドキュメンタリー風に追っていきます。
観客は、事の一部始終を見ている “ 目撃者 ” であり、登場人物たちから目が離せなくなる。
最初は、綱渡りを見ているようなハラハラした気持ちで落ち着かなかったのですが、
最終的には、その一本の綱で繋がっている一人一人が、どこか愛おしくも感じられるのでした。
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| 2012.06.09 Saturday | 2012 movie | comments(0) |
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