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| 2020.01.26 Sunday | - | - |
シネマ月間
昨日、第10回 東京フィルメックスが閉会しました。

コンペティションで最優秀作品賞を受賞したのは、
韓国 ヤン・イクチュン監督の 『息もできない』
初監督・主演作品ながら、審査員の評価は ほぼ満場一致だった模様。
さらに、作品賞と観客賞のW受賞だと聞いて、本当に驚きました(!)

観客賞とは、上映後に観客による投票数で決めるものなのですが、
実は私、このシステムには ちょっと疑問を抱いていました。
もともと観客があまり入らない作品は、
投票の絶対数が少なくなるわけですから、
「公平な評価になるのかしら?」と思っていたのです。

ところが、他の作品が2回上映されたのに対して、
『息も〜』は たった1回しか上映していないんです。
つまり、もともとの観客数が少ない。
にも関わらず、観客賞を受賞したというのは、スゴイこと!

私、この作品、観てないんですよね・・・
でも、日本の配給会社が入ってるようだし、
劇場公開されるだろうと期待しております。
賞も穫ったことですしね。

さて、私のシネマ月間も、今日で終わりです。
試写や DVDを含めると、今月は10本観ました。
平均すると、週に 2.5本。 そう考えると、まだまだですな・・・
| 2009.11.30 Monday | 2009 voice | comments(0) |
Finland Cafe 2009
 

毎年、期間限定でオープンする【Finland Cafe】 に行ってきました。 

今年は、恵比寿で 12/23(水・祝)まで開催です。
| 2009.11.29 Sunday | 2009 voice | comments(0) |
丘を越えて

 昨年公開されたものの、見逃したままになっていた
 高橋判明監督の 『丘を越えて』 をDVDで観ました。

 舞台は、昭和5年の東京。

 作家であり、文藝春秋社長の菊池寛役を西田敏行、
 その私設秘書・葉子役に池脇千鶴、
 文藝春秋で仕事をする朝鮮貴族
 馬海松(マーカイショウ)役に西島秀俊、という配役。


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| 2009.11.28 Saturday | 2009 movie | comments(0) |
ラクダの襲撃
今日一番の衝撃(笑撃?)ニュース。

豪、ラクダ6千頭が町を襲撃

いやあ〜、干ばつが続いていることが原因だそうですから、
現地の人々には笑えない状況でしょうが、
不謹慎ながら、ワタクシ 笑ってしまいました。(スミマセン)

だって、6000頭ですよ!?
600頭だって スゴイと思うもん。

しかも、あの 「ぼえ〜っ」とした佇まいのラクダと
“ 襲撃 ” という言葉が持つイメージとが、
あまりにも かけ離れてるし。(苦笑)

それにしても、極端な話、
地球温暖化が進むと、ラクダが大量に射殺されてしまうってこと。

悲しいな・・・
| 2009.11.28 Saturday | 2009 voice | comments(2) |
2つの世界の間で
今月は個人的に “ シネマ月間 ” ということで、
今日も今日とて 空き時間を見つけては 映画館へ・・・

本日観たのは、スリランカの監督が撮った 『2つの世界の間で』



冒頭、主人公が登場するシーンが、私の心に とても美しく写りました。
(どうもうまく表現ができないのですが・・・)
この映画の中で 一番好きなシーンです。

その後は、現実なのか 夢なのか、どちらとも分からない
時空を越えた寓話的な映像世界が広がっていきます。

風にそよぐ草木の音、鳥の群れが飛ぶ音・・・
それらの自然の音に重ねるように
重低音の旋律が、終始 どこか不穏な雰囲気や
なにか不吉な予感を漂わせながら進んでいくのです。

鑑賞後、ずっと 胸がざわざわしていました。
この感覚は、何なんだろう?
その正体は未だハッキリしませんが、
今は むしろ そういう状態を楽しんでいたい気分です。

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| 2009.11.27 Friday | 2009 movie | comments(0) |
ペルシャ猫を誰も知らない
途中、作業場に戻って仕事しつつ、
映画3本ハシゴしてしまいました・・・(汗)

本日ラストは、イラン映画 『ペルシャ猫を誰も知らない



上映後、監督によるQ&Aが行われる予定だったそうですが、
監督が来日できなかったために 中止となり、
送られてきたコメントが読み上げられました。

「ビザの許可がおりなかった」とか
「もう、この国で映画を撮れなくなるかもしれない」と切実な現実がある模様。

というのも、本作は テヘランのアンダーグラウンド・ミュージック界を題材に、
17日間の無許可ゲリラ撮影を敢行した群像青春劇なのです。

ロック、ニューミュージック、グランジ、ヘビーメタル、ヒップホップ etc.
そういう音楽が規制されていて、罪となってしまう社会。
まずは、文化や宗教の違いを叩きつけられます。

バンドの演奏シーンでは、
ミュージック・クリップみたいになってしまって、
それはどうなのかなあ?と思いました。
私は、映像やストーリーより、
音楽に意識が集中していたように思います。
その証拠に、主演の2人の曲が頭から離れません。
音楽、よかったです。
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| 2009.11.25 Wednesday | 2009 movie | comments(0) |
空気人形
先日のシンポジウムでお話を聞いて、
各監督の作品で それぞれ1本ずつ
「観ておきたい!」と思うものが出てきました。

是枝監督については、最新作の 『空気人形
ギリギリ上映している劇場を見つけて、飛び込みで観ました。
(※『悲しみのミルク』 からハシゴです)



ううっ、この映画でも 泣いてしまった・・・
今度は、悲しいというよりも、切なくて。


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| 2009.11.25 Wednesday | 2009 movie | comments(0) |
悲しみのミルク


悲しみのミルク』 を観ました。人生初のペルー映画鑑賞です。

監督は 1976年生まれの女性。
本作は 2作目にして ベルリン映画祭 金熊賞を受賞しています。

この映画、男性と女性とでは受け止め方が違うと思う。
いや、女性にしか解らない部分がある。

私は、冒頭から 身を引き裂かれるような気持ちになりました。
そして、「どうか 主人公の女性が救われますように」
と祈るような気持ちで ずっと観ていましたが、
あるシーンで とうとう堪えきれず、泣いてしまった。

構図やトーンなど 映像の撮り方も好きだったし、
主人公をはじめとするキャストの抑えた演技もよかった。
静かなラストも 胸に沁みました。

でも、朝に観る映画ではないですね・・・テーマが重いから。
(※私、朝イチで観てしまいました)

しかし、心を揺さぶる作品であることに違いはありません。
| 2009.11.25 Wednesday | 2009 movie | comments(0) |
2009冬シネマリスト
今月は、個人的にシネマ月間。
時間を作って、できるだけ映画を観ようと思ってます。

今秋、新しい扉を開けてしまったがために、
10月に書いた “ 2009秋シネマリスト ” に
入っていない作品も多々ありますが・・・(汗)

それはさておき。
今冬 観たいと思っている映画の覚え書き。(公開日順)

Disney's クリスマス・キャロル』 (公開中)

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>』 (12/5 公開) 

カールじいさんの空飛ぶ家』 (12/5 公開)

倫敦から来た男 (12/12 公開) 

サヨナライツカ (2010/01/23 公開) 

おとうと』 (2010/01/30 公開)

ゴールデンスランバー (2010/01/30 公開) 
| 2009.11.24 Tuesday | cinema list | comments(0) |
悲夢

 韓国映画 『悲夢』 をDVDで観ました。

 主演のオダギリジョー以外は全員韓国人。
 そして、オダギリジョーのセリフだけが日本語。
 彼らの会話が普通に成立している・・・摩訶不思議。

 「途中で(見る側が)慣れてくるのかな?」
 と思ったけど、私には 最後まで違和感ありでした。

 監督は、そこまでしてでも、
 オダギリジョーを起用したかったんだろうな〜。

 それにしても・・・どうなんだ??


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| 2009.11.23 Monday | 2009 movie | comments(0) |
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