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| 2020.01.26 Sunday | - | - |
いつも心に太陽を
有楽町スバル座では 65周年を記念して、名作がリバイバル上映されています。
今日から 『いつも心に太陽を』 を 3日間だけ上映すると知り、観に行ってきました。

続々と公開されている新作を差し置いて、
何故 今この1967年公開の旧作を観ようと思ったか。

それは、母との思い出の映画だったから。
確か 私が高校生の時、「若い頃に好きだった映画なの」 と
母が教えてくれた作品が、この 『いつも心に〜』 でした。

家にはビデオがあって、何度か観ましたが、
一度 大きなスクリーンで観てみたかったのです。

この映画に 生徒役で出演している歌手の LULU が劇中で歌う
『 To Sir, With Love 』 は、母と私のお気に入りでした。

しかし、私が本作をビデオで観たのは、かなり昔のこと。
私は、ある重要なことを忘れていたのです。

それは、映画の冒頭、ドラマの主題歌の如く
『To Sir 〜』 が フルコーラスで流れるということ。

イントロが流れ出した途端、涙が勝手に溢れて、私は大泣き。
映画が始まって、いきなり号泣する馬鹿が どこにいるでしょう・・・(苦笑)

結局、エンディングを含め この曲は4回も流れ、私はその度に泣きじゃくり、
映画が終わる頃には 目は真っ赤、瞼は ぽってり腫れてました。
(もちろん、周りにそんな人は一人もいません)



この歌は、担任教師への感謝の気持ちを歌ったものなのですが、
その歌詞は、そのまま母に贈る感謝の言葉だな、と気づきました。

また、映画のタイトル 『いつも心に太陽を』 も、
今となっては 母からのメッセージのように思えてならないのです。

(ちなみに、原題は 歌のタイトルと同じ『 To Sir, With Love 』
 意訳にもほどがある この邦題の付け方には疑問が残りますが)

映画の内容は、正義感溢れる新任の黒人教師(シドニー・ポワチエ)が、
ロンドンの下層階級に育った不良の生徒たちと、信頼関係を築いていく様子を描いた
今ではよくある青春学園モノです。(実話を元にしているらしい)

映画の中の設定では、「中学校」となっているのですが、
みんな高校生くらいに(老けて)見えます。
もしかしたら、実年齢は上だったのかもしれません。
LULUなんて、保護者役でも違和感ないほど 年増に見えるし(笑)
そして、BGMや 校内のダンスシーンで
流れる曲は、もろに 60's。
60年代好きとしては、
体がウズウズしてしまいました。

ていうか、私の60年代好きは、
もしかして この映画が原点だったのかな!?

というわけで、もう1曲
LULU が歌う 『 shout 』 を。
(映画とは一切関係ありません)

| 2011.12.26 Monday | 2011 movie | comments(0) |
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